姑獲鳥の夏

レディースデイに映画に行かないと損をした気になる私。
夏のお祭りの話もあるしじゃあってんで友人と連れ立って観に行った。
まあせんえんなので。
京極夏彦がでてた。水木しげるだなってすぐ分かった。あの格好だもん(笑)
んんんんん。
榎さんが神じゃなかったからなあ。敦ちゃんもちょっと、つかだいぶ。
肝心要の京極堂は、そうさなあ、60点?
原田知世は良かった。うん。
サル顔関くんは永瀬で良いんじゃないかな。宮迫も頑張ってる。ちょっとちいさいけど。
ああ、やっぱり思い入れの強いキャラでなければ大丈夫かー。
まあせんえんですし。
原作を読んでない人でも分かりやすいと思います。はい。
でも、原作ファンでない人は何を期待して観に行くの?
映画のジャンルをサスペンスにするのはどうかなあ。
妖怪うんちくモノだよね?
友人と二人でまあせんえんだし?とお茶を飲みながら話す。
そんな感じです(笑)

ついでにもひとつ。
今まで観たSF作品の10分の8くらいにダメだしをしてきた私。
そう、広義で解釈すれば恋愛モノだって歴史モノだって剣と魔法の世界だってSFだってファンタジーなわけですよ。
な・ん・で!SFだけこう受け付けないのか?
つらつら考えるに原作つきで原作を既読なもののみ受け付けない、らしい。
恋愛映画はともかく歴史モノはその時代の世界観にのっとって衣装やセットを作ってる。
剣と魔法の世界だって大概ロードオブザリングみたいな武器や鎧は中世風だけど
着てるものは何時代よ?という感じで作られてる。
因みにこれが私の中で剣と魔法の世界のスタンダードな世界観。多いんじゃないかな。
でもSFモノ(特に宇宙人がでてくるもの)に対しては原作を読んだ際、私の頭の中に出来上がってるスタンダードと
映画の画面の中に映し出されるものとの乖離が激しすぎるから、みたいだ。
らしい、とかみたい、とか書いてるのは自分でも確証がつかめないからです。
漠然とこんな感じがしたんだ。
まあ、姑獲鳥もそんな感じがしたってことで。